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事例紹介

遺伝子検査オーダーエントリーシステム

全国5,000名の医療従事者が利用するオンライン発注基盤の構築

著者: 株式会社イソリア

ある医療関連企業から、遺伝子検査の依頼プロセスをオンライン化したいという相談を受けました。当時、全国の医師はFAX・電話・メール添付で検査を依頼しており、転記ミスや進捗確認の手間が課題になっていました。イソリアは自社PROdbプラットフォーム上にオーダーエントリーシステムを設計・構築し、現在約5,000名の医療従事者が日常的に利用しています。

プロジェクト概要

パラメーター
チームPM 1名、開発者 3名、コンサルタント 1名
ユーザー全国の医療従事者 約5,000名
期間12ヶ月(開発から登録サイト公開まで)
サイト東京(クライアント拠点)、全国(ウェブ経由のエンドユーザー)

解決すべき課題

既存の発注フローはすべて手作業でした。医師が紙やPDFの依頼書を記入し、FAXかメールで送付。受領したスタッフが内容を社内システムに再入力する。受け渡しのたびに患者名の誤記、検査コードの間違い、記入漏れによる確認の電話が発生していました。

検査の進捗を確認する手段もありませんでした。ダッシュボードも検索機能もなく、医師から問い合わせがあるたびにファイルを探す必要がありました。

クライアントが求めていたのは、医師が直接使えるウェブベースのシステムです。仲介者の手入力も紙の帳票も不要な仕組みです。

実施内容

イソリアのPROdbクラウドデータベースプラットフォーム上にシステムを構築しました。認証、データモデリング、APIレイヤー、ホスティングといったバックエンド基盤をゼロから作る必要がなく、開発を加速できました。

オーダーエントリーアプリケーションでは、医師がログインし、検査種別を選択、患者情報と検体情報を入力して、標準化された依頼書を生成します。必須項目チェック、フォーマット検証、検査種別と検体種別の整合性チェックなど、送信前にバリデーションでエラーを検出します。生成された依頼書は、検体とともにラボに送付する印刷用シートとして使用されます。

続いて登録ポータルサイトを構築しました。医療従事者がオーダーシステムへのアクセス権を申請するためのサイトです。スパム対策、招待制のオンボーディングフロー、メール認証に加え、日本語の名前入力を登録データベースとローマ字を必要とする下流システムの両方で正しく処理するためのふりがな・ローマ字変換APIを独自開発しました。

さらに、日本市場向けのマーケティングサイトもPROdbと連携する形で構築し、クライアント製品のプレゼンスを支えています。

成果

  • 医師が直接検査を依頼 — FAX不要、再入力不要、転記ミスゼロ
  • フォームバリデーションが送信前にミスを検出し、不備のある依頼を削減
  • 依頼履歴を全件検索でき、状況確認が電話1本とファイル探しから数秒の検索に
  • 全国約5,000名の医療従事者が登録・利用中
  • 登録ポータルがアカウント発行を自動化し、手作業のプロビジョニングが不要に
  • マーケティングサイトとオーダーシステムが同一データ基盤を共有し、連携コストを低減

導入技術

  • イソリア PROdbクラウドデータベースプラットフォーム
  • カスタムウェブフロントエンド(レスポンシブ・モバイル対応)
  • REST APIレイヤー(注文処理・データ連携)
  • ふりがな・ローマ字変換API(独自開発)
  • メール自動ワークフロー(招待・確認・通知)

カスタムデータベース・ウェブアプリケーション開発についてはPROdb、プロジェクト管理についてはプロジェクトマネジメントのサービスページをご覧ください。

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